SSブログ

東京で・・・ [アニメ・マンガ・小説]

花守の一族

花守の一族

  • 作者: 廣野 ゆかり
  • 出版社/メーカー: 牧歌舎
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 単行本


↑この本を東京で衝動買いしてしまった(^^;
Ann-eちゃん、君と別れた新宿の紀伊国屋ですよン♪

「桜守」とか「花守」とかいう文字には過敏に反応してしまいます(笑)
面白そうだったのに、“のっけ”からいきなり、人が死ぬ!死ぬ!!死ぬ!!!
わたし、人死にがある話ってあんまり好きじゃないの。
物語の性質上、やむなくというのまでとやかくいうのじゃないけれど、これも話の性質上、仕方がないのだけど、死に過ぎ!!!
序盤だけで、10人は死んでる。
タイトルから察しがつくと思うんだけど、草木や花、自然を守る為にある特殊な性質を持つ『花守の一族』の双子の少年が主人公なんだけど…。
ま、『幽遊白書』の蔵馬が双子だと思ってくれたまい(苦笑)
ただ、蔵馬はムダに人を殺さないけどな(-"-〆

しかも、実に中途半端に!!BL要素が入ってるのだ。(困ったモンである。)
ご本人もあとがきで書かれてますが、色んな出版社に持ち込んだけど「うん」と言ってくれるところがなかったのは、この中途半端に入っているBL要素の為だったそうだ。

そうなのよ、読んでて思ったのよ。
「ここにそれを入れる必要がどこにあるのだ!?」・・・・・と。
しかも!20歳そこそこの若者のお相手が45~6歳の(昔、大学で肩を並べて学んだ過去を持つ)オッサン(モチロン!BLモノにつきものの、ステキなおじさま♪に決まっている!!そこらがうそ臭いんだよな…。)で、オマケに、いきなり名前で呼び合ってたり…。(違和感丸出し)

この本に収録されているのは、『花守』のシリーズ3作なんだけど、第1話であまりに人死にがでるので、正直滅入ってしまったのだ。(-"-;
で、結局1話しか読めないで今に至ってるんだな。
題材も着眼も面白いのに、あまりにリアリティがなさ過ぎるのが、勿体無いです。

あっ、蔵馬のようだというのは、その双子が人を殺める時に、自分たちが育てている草木を武器にしているからで、この人、絶対蔵馬ファンだ!!!!!と思ったよ。

読みきるまでどれくらいかかるかなぁ・・・。
人がむやみやたら死ぬのは、フィクションも、ノンフィクションも嫌いだ。


nice!(0)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 6

full-moon_city

ま( ̄m ̄)
あの後、このようなご本に囚われてしまわれたんですね。
この人の著作を今見てきたら、ひとつ、ちょっとひっかかりを感じたのは、ひょっとして、むかーしBL系の雑誌で読んだことがある人なのかも、というタイトルがあったんですが、果たしてどうなんだろう????

ってことで、こちら、ペンディング。どこかで拝見してからう一度参りますわ^^

ただ、ひとつだけ調べてみて思ったのは、この人、著作を全部自費出版してるんですよ^^; その情熱はすごいですね。
by full-moon_city (2006-09-01 11:11) 

更紗

だって、ほら!アタクシったらピンク色が好きだしょ?(苦笑)

>>むかーしBL系の雑誌で読んだことがある人なのかも、というタイトルがあったんですが、果たしてどうなんだろう????
たぶん、ビンゴだと思うなぁ…。
fmcちゃん(full-moon-cityだから/笑)が覚えてるってことは、そういうことだと…。
いや、BLって言うんじゃなく、物書きとしての記憶でね♪

>>この人、著作を全部自費出版してるんですよ^^;
ほぉ~~~~~。
てか、たぶん、いずれも中途半端なBL表記が邪魔して、メジャーどころの出版社が出してくれなかったんじゃないかと…(^^;
by 更紗 (2006-09-02 18:34) 

じゃあ、fmcってことで。

そうかー。ブログをやめても、ブログIDみたいなのが残るわけね。
では、こちらではfmcでいきましょう。

読みましたよ。同じ作家さんの『藤花繚乱』という本を。
私が思っていた方と同じかどうかはわかりませんでした。

が。

うん、こりゃ、なんだ。その・・・・・・^^;
私が一番苦手とするタイプのものでした。
私が読んだのは人は死にませんが、陛下、読まれるなら、お送りしますよ?
by じゃあ、fmcってことで。 (2006-09-09 19:48) 

更紗

fmcちゃん、ありがと。
でも、いいや。
私もちょっとなんだか・・・な、読後感があったり・・・。(^^;

独りよがりって言ったら、失礼かな?
だから、どの出版社さんも出してくれないのか?とか…(苦笑)

ところで、fmcってどこから?
by 更紗 (2006-09-16 15:56) 

fmc

私が読んだ作品でいうと、視点がさだまってないんだと思います。地の文で受役が自分の胸の裡を語る形でかかれていた数行後には、攻役が胸の裡を語っている。だから私は読むのにものすごーく混乱しましたよ(-"-)
陛下が言ってることは多分、あたってると思います^^;

full moon city = 満月の都、だよん。最初、本にするつもりがなかったので、ブログで載せようと思って取ったアドレスなのでした(^^ゞ
by fmc (2006-09-16 22:26) 

更紗

レスが遅くなっちまった(汗)

差kらも好きだけど、月も大好き♪
「満月の都」・・・。
なんかすっごいステキな都を想像したぞ!! ウットリ♪・:*:・ ( ̄* )

>>地の文で受役が自分の胸の裡を語る形でかかれていた数行後には、攻役が胸の裡を語っている。
この人には、謹んで中島 梓女史の『小説道場』を進呈してさし上げたい!!
↑のこととか、とても詳しく解説してらっしゃるので!(苦笑)
by 更紗 (2006-09-30 22:53) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。