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『熱情の檻で眠れ』 [BLCD]


熱情の檻で眠れ (オヴィスノベルズ)

熱情の檻で眠れ (オヴィスノベルズ)

  • 作者: 本庄 咲貴
  • 出版社/メーカー: 茜新社
  • 発売日: 2005/09/05
  • メディア: 新書


原作:本庄咲貴 (イラスト:水名瀬雅良)
安元洋貴(王丸総一郎) ×羽多野渉 (伊吹 要)
両親を早くに亡くし、天涯孤独の伊吹要(羽多野渉)は、学生時代に立ち上げたベンチャービジネスで失敗し、多額の借金を背負い悪徳金融機関に終われる日々を送っていた。
追い詰められて疲れ果てていた要は「借金を全て肩代わりしてやる」という言葉に思わず肯き、見知らぬ男の車に乗ってしまった。
連れて行かれた先は資産家、王丸一族の若き総帥、王丸総一郎(安元洋貴)の屋敷で、そこで自分が男娼として契約したことを知らされた。
反発した要は娼婦を憎む総一郎の専属として囲われることに・・・。

いやぁ~~~、こんなにエロい作品は久々だったよ!!(///▽//)[揺れるハート]
かんたんにいえば、“借金のカタに性奴契約、嫌い嫌いも好きの内”(笑)なありきたりな内容で、新鮮味には欠けるけど、なに、羽多野君がはじめっから終いまで喘ぎまくっててエラいがんばってたんで、ヨシ!とする!(o_ _)ノ彡☆ばんばん

喘ぎで感情を表現仕分けてるってすごいよな!とか、なんで娼婦を『汚らしい』と端っから言い放っていた傲岸不遜男が、舌の根も乾かん内に「俺専属の男娼にしてやる」とか言ってる!とか、国会議員まで親戚から輩出してる資産家(スーツは一回着たらポイッ!だそうだ!!/笑)の総帥なのに、泰然としてるどころか、ちょっと反抗されただけで激怒っちゃうのはなぜ?とか、突っ込みどころは満載だけど、近来希に見るエロエロ作品ということで、ひとつ(笑)
まぁ、これぞBL!!ってところかな?
BL=ファンタジーを踏襲する作品です・・・・・・・・ハァ━(-д-;)━ァ...
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甘い融点 [BLCD]


甘い融点 (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-17)

甘い融点 (幻冬舎ルチル文庫 さ 2-17)

  • 作者: 崎谷 はるひ
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2008/09/16
  • メディア: 文庫


神奈延年(橋爪恭司) ×福山潤(遠矢陸)
崎谷はるひさん原作風営店社長×薄幸な青年のラブストーリー。

薄幸で中学から学校へも行っていないちょっとお頭の弱い(笑)ベビーフェイス(でも20歳)の陸(福山)は、性質の悪いヒモの川田(川原勇次)に拾って貰った恩があるというだけで、ヤクザの下っ端の川田に暴力を篩われながら同居していた。
ある日、「不干渉を治すついでに売りをして稼いで来い」と言われ、暴力団のシマで無届で売りをしようとして発覚し、ホテルでフルボッコされている時、ホテルオーナーの橋爪(神奈)に助けられる。
事情を聞いた橋爪は陸に性の手ほどきをするとともに、なぜだか放っておけずあれこれ面倒をみることになってしまう。
そして、知らず二人の間には性の指南役と生徒という関係だけではなく、お互いを思う気持ちが日々高まっていった。
しかし、自らの薄幸な人生で人から愛されるということに慣れず、むしろ恐れるようになった陸は、利用されているだけど知りつつ、川田から離れられないでいた。
ある日、橋爪と最後の一線を越えてしまった陸は、橋爪から差し伸べられる手を振りほどき飛び出してしまった。
部屋に戻っていた陸は、帰ってきた川田に「橋爪を麻薬不法所持で陥れろ。それが出来ないなら刺し殺す。」と脅され、橋爪の元へ戻った。

その頃、橋爪の秘書の渋沢(置鮎龍太郎)は川田の身辺調査をし、背後にいる暴力団の動向を探っていた。
そして、陰謀が露見し取り押さえられた川田は、陸の口添えで制裁を加えられずに済んだ。
しかし陸が川田の命乞いをしたのは、傷ついていた陸を拾ってくれた恩義だけであって、既に心はそこにはなかった。
事件が落着した後、橋爪は改めて陸に求愛し、二人は彼のマンションで暮らすことに・・・。
めでたし、めでたし!(爆)

とにかく、潤々がかわいい!!!
おツムの足りない(笑)童顔の子って設定を実に良く演じてる!!!(≧∇≦)ノ彡 バンバン!
橋爪役の神奈延年は、キャストクレジット見るまで気が付かなかったわ(^^;

そして、このCDで一番美味しい役は何と言ってもオッキー!!!
実に有能な秘書として、暗躍しサポートする(そして、主人には容赦がない!!/爆)影のボスのようなキレ者で、終始物語の要所を締めるすばらしい演技でした!

一応成人してるけど、それって犯罪に近いんじゃね?(笑)とか思うくらい幼い陸と、早い話が、性の手ほどきレッスンと称して手篭め(爆)にした川田のラブストーリーなわけで、シチュ的にはどうよ?とか思うけど、崎谷さんの作品はストーリーのバックボーンがしっかりしてるので、結構聞かせます!
何より、渋沢がとてもいい味出しててより納得のいく内容にしているかと。

ただ、相変わらずエロい!です(((( *ノノ) キャー [揺れるハート]

潤々は超音波のような(笑)高音域でアンアン喘いでるし、神奈延年は純情エゴイストの野分とは全く違う「攻」で風営店オーナーにしてはスレていない、不器用な青年役を好演しています。
オッキーは・・・・・・・・・・・・・・・、あっぱれ!!
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『目を閉じればいつかの海』 [BLCD]


目を閉じればいつかの海 (角川ルビー文庫)

目を閉じればいつかの海 (角川ルビー文庫)

  • 作者: 崎谷 はるひ
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2004/09/28
  • メディア: 文庫


黒田崇矢(嘉悦政秀)×鈴木千尋 (藤木聖司)


崎谷はるひさん原作のノベル「ブルーサウンドシリーズ1」のドラマCDです。
湘南のカフェレストラン『ブルーサウンド』の雇われ店長、藤木聖司(鈴木千尋)は10年前に一方的に別れた恋人、嘉悦政秀(黒田崇矢)とある日、偶然店で再会する。
嘉悦の為に自分の心を偽って身を引いた聖司だが、10年間一度も忘れたことなど無かった。
再開してしまったらもう、離れることはできない。たとえ嘉悦の左薬指にリングがあったとしても…。
愛人でもかまわないと自分で無理やり納得してまた付き合い始めたが、日に日に思いはネガティブに傾いで行き、ある日とうとう耐え切れなくなった聖司はまた、一方的に別れを告げる。
しかし、実際は嘉悦は10年前、就職が決まりアメリカへ研修に出ることになり(その為に聖司は身を引いたのだが)、忙しさと親のプレッシャーと、聖司にフラれたことに当てつけるように結婚し、そして半年後に離婚していた。
その事実を知らない聖司が一人で勘違いして煮詰まり、挙句の果てにまた一方的に別れる宣言をしたということだった。
掛け違えたボタンを全て掛け直した二人は、やっと本当の幸せに一歩踏み出した…。

さすが!崎谷作品!!!無茶苦茶エロいです!!!(≧▽≦)[揺れるハート]
鈴木チーちゃんは『コルセーア』のカナーレしかメインの「受」作品は知らないのだけど、カナーレはとても奥ゆかしい感じなのに、この海シリーズはとんでもなくエロいです!!!
また、黒田さんがとんでもなく重低音のエロ声で攻めるもんだから(笑)もう、耳レイプ状態ですよ!![ハートたち(複数ハート)]

まぁ、崎谷作品はどの話もエロさは突出してるけど(笑)、ストーリーがしっかりしてるから、毎度泣かされます。
2枚組みでとてもボリュームあるのに、ちっとも中だるみもなく最後までキッチリ聞かせてくれます。

主CPの二人は原作本もちゃんと読んでらっしゃったようで、ちーちゃんは聖司が「もうしんどい!!」といって電話線を引っこ抜いた場面でぽろぽろ泣いたそうです。
いや、私もそこは泣きましたともさ!!!

そして、私がこの作品で一番好きなキャラクターが「ブルーサウンド」の店員のマユキチこと林田真雪という19歳くらいのサーファーの女の子なのです。
コニタン演じる放浪癖のあるメインコック、中河原大智とのやり取りはもう、サイコーです。(≧▽≦)ノシ_)))バンバン!!
BL作品でこんなに存在感のある女の子が生き生きと描かれている作品を、私は今まで見たことが無いです。
マユキチ役の松岡由貴さんもとてもいい感じに演じてくださってますので、そういう意味でもこの作品は稀有だと思います[るんるん]

あと、メインCPがBSメインコック@コニタン×BS経理担当アルバイト@ノジケンに変わるシリーズ2作目の「手を伸ばせばはるかな海 」と、メインCPがラジオのDJ@ぴろC×ノジケン弟@鳥ちゃんの3作目の「耳をすませばかすかな海」へと続きます。
うPはまた、後日…。
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カテドラルな恋 [BLCD]

BLCD 【カテドラルな恋】

カテドラルな恋 (アズ・ノベルズ)

カテドラルな恋 (アズ・ノベルズ)

  • 作者: ゆりの 菜櫻
  • 出版社/メーカー: イーストプレス
  • 発売日: 2004/06/30
  • メディア: 新書


成田剣(リカルド)×平川大輔 (海人)


外資系リゾート会社に勤務する海人(平川)と孝志(安元)はともに、新規プロジェクトの社内コンペを任されることになり、それぞれ2ヵ月後のプレゼンで勝負することになった。
海人は以前から憧れていた新進気鋭のスペイン人建築家リカルド(成田)に、やっと依頼できる大きな仕事につけたことに喜び、勇んでスペインへ向かった。

そこで待っていたのは、性に対して奔放な美形オレ様建築家と、彼のsexfriendでもあるマネージャーのルイスであった。
ルイスは初めて海人に会った時、同性愛者としてリカルドが好きなのだと勘違いしたが、否定した海人の言動でリカルドを好きになると明言する。
人気建築家なので、仕事が詰まっていて海人の話に耳を貸そうとしないリカルドを口説く内に、結局自分は建築家としての彼も、一人の人間としても彼に惚れこんでいるのだと知り、一人悶々とした日々を過ごす。
また、リカルドもはじめは鬱陶しがっていたが、段々海人の存在が気になりだす。
(が、意地っ張りなので認めたくない!/笑)

そんなある日、海人は暴漢に襲われ、パスポートや財布、そして一番大切な、ルイスに貰ったリカルドがデザインした非売品の万年筆の入ったセカンドバッグを奪われてしまう。
パスポートよりも何よりも、自分が持つことを許された唯一のリカルドデザインの万年筆を取り返そうと抵抗した代償に、海人は重症を負ってしまう。
そして、海人はパスポートを紛失した為、志半ばで日本に帰ることになってしまった。

帰国後2週間が過ぎ、リカルドに忘れられたとしても彼を失いたくない海人は、人事部にスペイン支社への出向希望を提出する。
部長に呼び出された海人は、どうしてもスペインに行き、国内よりも海外から見た日本をもっと勉強して、より良いプランナーになりたいと、「リカルドの側に行きたい!」という真の心情を隠しつつ、部長にぶつけた。

そして、その夜、孝志と夕食を共にした後、ホテルへと連れて行かれた。
てっきりホテルのラウンジで飲みなおすのだと思っていた海人は、そこでリカルドと再会する。
孝志の配慮だった。
(もちろん!孝志はルイスとの仲を取り持ってもらいたい下心があるので、進んでリカルドに協力したのである!/笑)

やっと素直になれた二人の甘い夜が始まる…。

いやぁ~~~、久々にナリケンの傍若無人、唯我独尊、でもいい男!!ってのを堪能しました[わーい(嬉しい顔)][揺れるハート]

ひらりんは「誘い受け」ではないけれど、自分がリカルドを好きだと自覚してから(それも案外早い段階で)、かなり積極的に(つか、一方的に?)自分の感情をぶつけてましたね。
なんとなく、リカルドは半分その気迫に圧されたんじゃない?と思うほどに。
そのあたりが、ちょっと短絡過ぎないか?とか、もう少し練った方がいいんじゃない?とか思いましたけど、ひらりんが相変わらずエロい喘ぎでがんばってるので許す[exclamation×2][キスマーク][ぴかぴか(新しい)]

それにしても、二人ともホントに良く喋りました!!!!!
特に、ひらりんなんかモノローグやらなんやらで最初から終いまで喋りっぱなし!
ひらりん、お疲れ様でした[exclamation×2]
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BLCD『フリージング・アイ』 [BLCD]

『フリージング・アイ』

フリージングアイ.jpg

フリージング アイ (リンクスロマンス)

  • 作者: 華藤 えれな
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2004/12/25
  • メディア: 新書

堀内賢雄(若宮法顕)×神谷浩史 (早瀬義弘)

『スレイヴァーズ』シリーズのスピン・オフ作品です。

倉橋物産の社長に就任した冴木(森川智之)がヘッドハンティングした人材で、外資系企業に勤めていた早瀬(神谷浩史)×元検事で社内弁護士の若宮(堀内賢雄)の熟年・・・、もとい、大人カップル(笑)のサイドストーリー。

とある件で倉橋物産が訴えられ、その対処をする若宮のアシスタントをするように冴木に命令された早瀬。

若宮は早瀬が気に入り猛アタックをかけてくるが、早瀬は他人と接触するのを極度に嫌う一匹狼的な性格をしていて、中々なびいてくれない。

ある日、業を煮やした若宮が強引に関係を迫った事に対する報復で、早瀬はそれまで仕上げてきた裁判用の資料をPCから削除し、外部出力した書類は全てシュレッダーにかけるという、強行にでた。

資料を全て失った若宮は仕事に個人感情を持ち込んだ早瀬に激怒したが、「裁判で勝てば自分のものになれ」と持ちかける。

早瀬は、当然勝てる見込みはないと踏んで、その申し出を承知し、結果、若宮は裁判に勝ち二人はそのまま・・・。(///▽//)

何がおかしいって、若宮、やり手弁護士なのに、真顔で早瀬に『君も川柳同好会に入らないか?』と勧誘したりするのだが、その川柳と言うか、親父ギャグが声を当てている賢雄さんとダブって、笑いなくしては聞けない!!(爆)

対人関係を上手く築けないというか、他人とかかわる事を極力さけたい早瀬はそれにどう対応すればいいかわからず、反応がことごとく空回りしてしまうんだけど、その中の台詞で「殴りたい、一発と言わず何度でも!!」と独り言を言う場面があるんだけど、それが妙にかわいいの

裁判のシーンも臨場感たっぷりで、やはりこのシリーズは脚本が良いですね!!

実は、原作本を先日近所のブックオフで購入しましたの(*^▽^*)v

秋の夜長にじっくり原作本を読もうかと思ってます♪

 


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BLCD『沈黙の狼』 [BLCD]

『沈黙の狼』

沈黙の狼 (アクアノベルズ)

沈黙の狼 (アクアノベルズ)

  • 作者: 剛 しいら
  • 出版社/メーカー: オークラ出版
  • 発売日: 2003/12
  • メディア: 単行本

小西克幸(月島竜司)×杉田智和(白河青葉)

高校剣道の特待生白河(杉田智和)×文部省教育取締り官月島(小西克幸)のカップル。

男子高校生の売春事件で内偵の為に、国語教師として対象の高校に潜り込んだ月島。

そこで、剣道の特待生として活躍する白河を見つけ、ついでに唾を付けた!!!!!(オイ、だからそれは犯罪だってばよ!)

結局、白河は裏の売春を仕切っているやつらに目をつけられてしまうんだけど、それを助けたのが月島と後から追加で送られてきた捜査官の佐倉(福山潤)。

この潤々がまた、わからしてくれる!!!!!(≧▽≦)

初登場の前に教室でのガヤのシーンがあるんだけど、そこで一人悪目立ちしてるんだよね。

で、いきなり転校生です!って登場で、それって!!!みたいな?(^^;

あ、でもこの潤々結構好きですよ、私。

声を低めにし、いつものキャピキャピ感を抑えて捜査官らしく決まってました!

ただ、月島が教師なのに、佐倉はおカマの転校生でやってくるってのが、ビジュアルを具現化してるよな!

まぁ、冒頭、月島は身長187cmと言ってるところがあるので、これはもう、リアルでその大きさを知っているから、側に来られると実に暑苦しいです!

そして、なにより私を笑わせてくれたのが

杉田が「受け」やってるよぉ~!!

ってことです!8(≧▽≦)8ギャハハハハ~!!

いや、かわいかったよ、杉田くん・・・・・・・・・・・・・・・・(爆)  ア、イヤ、ゴメン・・・・・。

それと、個人的に冒頭で後頭部張り倒されたのが、教育取締官の官長が中原 茂さんだったってことです!(///▽//)

あの、独特のハスキーヴォイスにもう、クラクラです

 

ところで、タイトルの『沈黙の狼』って誰の事だったんでしょうか????????

 

 

 


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BLCD『水の記憶』 [BLCD]

『水の記憶』

水の記憶

水の記憶

  • 作者: 剛 しいら
  • 出版社/メーカー: 笠倉出版社
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 単行本

主カプ:伊藤健太郎(佐々木洸太)×千葉進歩(如月東栄) / (星野俊彦)神奈延年×松野太紀(高遠炯)

精神科医で学校カウンセラーの主人公(千葉進歩)×少年の頃の患者で今は恋人のペットショップ店員(伊藤健太郎)がメインカップル。

イトケンが子供の頃、兄と友達のHシーンを見てしまい、その後、友人は泳げないのを知っていながら、彼らを釣りに誘った。

そこで何らかの事故が起き、兄と友人は(たぶん)水死してしまい、それが自分のせいだというトラウマを抱え込んでしまったイトケンを治療したのが千葉くん。

それが縁で、憧れのお兄さんから恋愛対象としてみるようになったイトケンは、千葉君といっしょに同居することに…。

そして、その千葉くんがカウンセリングしている高校生(松野太紀)は、潔癖症で喫茶店にも入れないほどだが、臨採の体育教師(神奈延年)に恋心を抱いてしまう。

だけど、潔癖症の為、他人と接触することすら出来ない松野くんは、もう一人の自分という存在を作り上げ、押しかけ女房のようアタックで神奈さんといい仲になってしまう。

そんな彼らをオリジナル松野くんは許せなくて、千葉くんの元へ来たわけだが…。

ストーリーがとてもいい感じだし、脚本もしっかりしていて、キャストも適任!って感じだけど、聞き終わってとても違和感があった。

何が引っかかるのか、もう一度聞きなおしてみた。

そして得た答えは『何が水の記憶なんだろう?』ということ。

「水の記憶」というからには、イトケンの幼い日の事故のことをもう少し詳しく説明しても良かったんじゃないかなぁ・・・。

重要な事じゃないような扱いで、「そこ、端折っちゃだめでしょ?」という感が否めないです。

それと、メインカップルは千葉×イトケンでも、話のメインが精神科医・千葉VS高校生・松野なのでこのタイトルはしっくり来ないということ。

だって松野には水に関する出来事が何一つ挿入されてないもの。

だとしたら、この内容にこのタイトルはわかりづらいと思うのよ。

・・・と、結構手厳しい事書いたけど、割と好きです。(笑)

二重人格ものなので、原作のエピソードを端折るのを最小限にとどめて、ディスク2枚にしてじっくり聞かせた方が良かったんじゃないかなぁ。

BGMもとてもステキで、それこそ、タイトルの『水の記憶』を上手く表現できていると思います。

それにしても、イトケンのペットのネーミングセンスを何とかしてくれぇ~!!(爆)

千葉君の部屋の2匹のアロワナはアロとワナ(これは千葉君に却下されてミカとガブに…。因みに元名はミカエルとガブリエル/千葉命名)

ストーリーの最後に出てくる、千葉君の診療所に新たに置く事になった3匹の海月はクーとラーとゲー・・・・・・・・・・・。

O(≧∇≦)Oぎゃはははは~!!  バ、バカだあああぁぁぁぁーーーっ!!

 

 


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BLCD『密約』 [BLCD]

『密約』

密約.jpg

蜜約 (リーフCVノベルズ)

  • 作者: 小塚 佳哉, 巴里
  • 出版社/メーカー: リーフ出版
  • 発売日: 2005/03/23
  • メディア: 単行本

子安武人(黒河芳明) ×福山潤(加嶋未久)

大会社社長の息子(福山潤)と社長秘書(子安武人)のカップリング。

潤々は社長の息子といっても、後妻の息子で高校生。

その社長が冒頭いきなり死んだところから話ははじまる。

葬儀を取り仕切った秘書のコヤピーが会社の内情を潤々に報告する代わりに、潤々に性交渉を強いるという契約を交わす。

とまぁ、BLものではありきたりの、奴隷契約系のムチャな設定です。(-”-〆

話の纏め方も、なんか必要なものも不要なものもまとめてバッサリ!!と言う感じで、話の大筋はわかったけど、枝葉が全て落とされて丸裸感が否めない、という中身のなさでイマイチ面白くない。

コヤピー、相変わらず鬼畜な役がお似合い!!(爆)

潤々、君は高校生の役だぞ!?そんなエロいオスガキがいるわきゃねーだろ!?

コヤピー、そんな潤々を手篭めにするなんて!!!!!それは犯罪ですよ!(≧▽≦)ギャハハハハッ!!

Hシーンだけを楽しみたいとか、コヤピーのファンとか、潤々のファンと言う方だけにお勧めです!(爆)

 

「スレイヴァーズ」シリーズも奴隷契約や大学新卒者が社長とかムチャな設定だけど、あっちはバックボーンがしっかりしていて、面白かったですが、コレは中身空っぽで、聞き終わっても何も残らなかったです・・・。(T▽T)

そんなムチャで現実にはありえないな設定でも、端折る場所を見極めてカットすればもっと内容が詰まって面白かったかと…。

潤々やコヤピーがうまいから聞かせるけど、下手な役者さんだったらもっと悲惨なことになってると思います。


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BLCD『月と茉莉花』 -五弦の琵琶の章- [BLCD]

『月と茉莉花』 -五弦の琵琶の章-

つきと茉莉花2.jpg

  • 作者: 佐倉 朱里
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2006/10/31
  • メディア: 新書

 

小杉十郎太(煬大牙)×真殿光昭 (月心/水月)

 前作ラストで、自分の下から逃がしてやろうと枕元に自分の短剣を忍ばせた大牙。

「自分の短剣を持っていれば、どこへ行くにもスルーパスだ」と言う理由でしたことが、月心は「虜囚として生き恥を晒さず、潔く自刃せよ」と暗に示唆されたと勘違いし、自らの胸に突き立てた。

お互いを愛しく思いあっているのに不器用なため、意思の疎通を図れず、危うく死別するところだった大牙と月心。

悲喜交々あった末、傷も癒えてまたLoveLoveな関係に戻ったところから、話は始まります。

亡国でただ一人、目の見えない月心を気にかけてくれた文官が現れ、月心を立てて祖国再建を図ろうと、月心の気持ちも考えずに暴走した挙句、またまた不器用大将(爆)の大牙の嫉妬心を大いに煽りまくるというストーリーです。

本当に、やきもきするくらい不器用な二人です。(^^;

純粋なんだか、おバカなんだか…(苦笑)

でも、相変わらずいい雰囲気の世界観で、聞き応え満点の出来です。

やっぱり、こういう歴史モノって好きだなぁ~♪ 

続編ないのかなぁ…。


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BLCD『月と茉莉花』 [BLCD]

『月と茉莉花』

月と茉莉花1.jpg

  • 作者: 佐倉 朱里
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎コミックス
  • 発売日: 2003/06
  • メディア: 新書

 

 

小杉十郎太(煬大牙) ×真殿光昭 (月心/水月)/

仮想中国の戦国王朝モノです。

新興勢力で武力が強大な(でも、蛮族ではない!)国の太子「大牙」(小杉十郎太)と、歴史もあり、文学に秀でた大国の皇子「月心」(真殿光昭)のカップル。

大牙に滅ぼされた亡国の皇子の水月は、王の嫡男であったが、幼い頃患った熱病により盲目になって離宮に忘れ去られた存在として生きながらえていたが、戦の折り捕らえられえ、大牙によって「月心」という名を付けられ、虜囚となった。

BLの枷は取っ払いたい、とても切なくていいお話です。

大牙はとても一直線な性格で、そして不器用が服を着て歩いているような感じだけど、誠実さは伝わってくるいい漢です。

一方、月心は生い立ちからか、自己主張することはなく、まんま儚くて、たやすく手折ってしまえそうな存在。

そんな不器用な二人のラブストーリー。

聞いてるこっちが恥かしくなってしまうほど、二人ともピュアでおバカさんです。

小説世界を崩すことなく、うまく纏まったCDで、お勧め作品です♪ ☆-(*^-゚)v

 

それにしても、久々に聞き応えのある作品だと思ったのは、キャストの豪華さですね。

若手の人気どころを使ったら、この作品世界は壊れてしまうと思います。

主役が真殿光昭×小杉十郎太、小杉さんの腹心の部下に井上和彦、ナレーションは玄田哲章

この重厚な作品に相応しい、ステキ低音ヴォイスの面々!!

真殿さん、濡れ場はちょっぴりヘタですが(笑)、ま、役柄上、初々しくていいかな?ってとこですかね(^^;

 

 


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