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新規購入図書(と、図書?/笑) [アニメ・マンガ・小説]

今日は、仕事をサボッ・・・・、いえ、有給取って神戸へ『栄光のナポレオン展』を見に行ってきました。
本当は友人と行くはずだったんだけど、おととい、都合が悪くなったとメールが来たので、結局、母と行くことになりましたが・・・。

有名な“サン・ベルナール峠を越えるボナパルト”という、ナポレオンが馬に乗った絵や、“ワーテルローの戦い”の時に被ってた帽子、戴冠式の絵、なんかを見てきましたよ!

ただ、鑑賞のマナーも知らない、ジジ&ババの傍若無人ぶりに怒髪天を突く!!って感じだったッスけどね(-"-〆
母は、はじめ『行かない、興味ない』とにべもなく却下したくせに、人がいざ!ウチを出ようとしたら
『私も行こうかな?』とか急に言うて来るし・・・(怒)
私が「ウチの人間はなんで、音楽とか絵画とか言う芸術に興味ないんやろな・・・。」と言ったのが
どうやら引っかかってるようだ(爆)
なんせ、プライドだけで生きてやがるからな・・・。

で、見た感想は
『よかったわ』ですと!!

図録やら、レターセット、ブックマーカーなんかを買ったら¥6000になってしまった!!(泣)
で、帰りに梅田で本屋さんへ寄り道♪(いつものコースさ!/笑)

本日購入図書・・・、いや、マンガ(笑)

新暗行御史(13)

新暗行御史(13)

  • 作者: 尹 仁完
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/04/19
  • メディア: コミック

コレ描いてる人韓国の人なんだよね。
うまいのよ!すっごく!!!絵もストーリーも!!(あっ、ストーリーは別の韓国の方です♪)

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (12)

機動戦士ガンダムTHE ORIGIN (12)

  • 作者: 安彦 良和, 矢立 肇, 富野 由悠季
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/04/26
  • メディア: コミック

で、機動戦士ガンダムTHE ORIGIN です。(^^)
やっぱり安彦さんのガンダムはサイコーっす♪

オヅヌ 1 (1)

オヅヌ 1 (1)

  • 作者: 朝松 健, 梶原 にき
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2006/04/24
  • メディア: コミック

ジャケ買いしてしまいました(笑)
や、それだけじゃないんスけどねf(^^;  
なんせ、オヅヌっていうくらいだから、小角と何か関係があると思ってさ・・・。
まだ、読んでないから何とも・・・だけどね、でも、パラパラめくった限りでは、面白そうだったよ!!

影の館 novel&scenario

影の館 novel&scenario

  • 作者: 吉原 理恵子
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2006/01/26
  • メディア: 単行本

ン?画像ないのか?(;;)
これねぇ、今から20年くらい前に角川ルビー文庫の上下巻で出版された小説なんだよね。
モチロン!長らく絶版だったのに、このほど(今日出てたの見つけたんだけど、実は1月出版だったようです!)四六版で復刊したそうです。
と言うのも、作者の吉原さんの原点の小説で、思い入れもかなりなもので、ついに自費でCDまで出されたくらいの物ですから。。。(爆)
で、天使が主人公の話なので、当然天使フリークのアタクシですので、モチロン!角川文庫だって初版帯び付きで持ってますが、やっぱり買ってしまいました。
だって、書き下ろしも付いてンだもん!!いーじゃん!!!(開き直り…)
さて、いつ読むんだ???
こないだ買ったのだってまだ読んでないのあるんだけど・・・・・・・・・・・。


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『時を往く馬』 by 竹宮惠子 [アニメ・マンガ・小説]

時を往く馬

時を往く馬

  • 作者: 竹宮 惠子
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2006/03/24
  • メディア: コミック


久々にとても上質な物語を読んだという、幸せな気持ちになりました。
竹宮惠子さんの漫画は20代の頃、嵌りに嵌りまくっていて、出ているものすべてを買いあさるというくらい、たいていのものは持っていましたが、ご多分に漏れず、母の焚書に遭い、すべての作品を手放さざるを得なくなりました。(泣)
タイトルと、物語のキーワード「スノーボール」に惹かれて、久々に竹宮作品を手に取り、今、とてもステキな読後感に浸っています。

コレはお勧めです!!

そして、成田美名子さんの『花よりも花の如く』の4巻もでました!

花よりも花の如く 4 (4)

花よりも花の如く 4 (4)

  • 作者: 成田 美名子
  • 出版社/メーカー: 白泉社
  • 発売日: 2006/04/05
  • メディア: コミック

今日は他に三浦しをんさんの

まほろ駅前多田便利軒

まほろ駅前多田便利軒

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本


と、井村仁美さんの「アナリストの憂鬱シリーズ」最終巻

愛のレイティングAAA 下

愛のレイティングAAA 下

  • 作者: 井村 仁美
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/03/02
  • メディア: 文庫


と、青池保子さんの復刊ドットコムからの傑作選

ロマン組曲

ロマン組曲

  • 作者: 青池 保子
  • 出版社/メーカー: ブッキング
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: コミック


と、新谷かおるのマグナムロマンシリーズの第3巻

白と黒の羊

白と黒の羊

  • 作者: 新谷 かおる
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 文庫


をGETしてきました♪
そして、↓は先月、GETしたマグナムロマンシリーズの1&2巻

銀色の照星

銀色の照星

  • 作者: 新谷 かおる
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 文庫


ソニック・デザーター

ソニック・デザーター

  • 作者: 新谷 かおる
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 文庫


このシリーズって、単行本で持ってたんだけど、やっぱり焚書な目に遭って処分して久しかったのだけど、今回文庫で出版されたので、やっぱり即効で買っちゃいました♪

いつ読むねん?自分・・・・・・・。(-"-;  


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「THE 少女マンガ!」第一夜 竹宮恵子『風と木の詩』 [アニメ・マンガ・小説]

今週の月曜から水曜まで、NHKのBS2で三夜連続で放映されました。
第一夜は竹宮恵子の世界:『風と木の詩』
第二夜は里中満智子の世界:『アリエスの乙女たち』
第三夜は木原敏江の世界:『夢の碑』

第一夜 竹宮恵子の世界 『風と木の詩』 (2006年1月23日BS2放映)

私はこの漫画を全17巻フラワーコミックスで持っていました。
過去形です。今から約10年くらい前に手放してしまいました。

初めて『風と木の詩』を読んだ時の衝撃は一生忘れません。ものすごい衝撃を受けました。
元々、中学生の時、友人のM子が、しきりに私に竹宮恵子さんを勧めてくれていました。
ただ、その頃の私ったら、何せ『アストロ球団』(爆)
竹宮恵子さんには見向きもしませんでした。(その頃、彼女は必至に「空が好き!」を薦めてくれてました。)
その後、高校に進学して、竹宮恵子さんの『ウェディング・ライセンス』という作品に偶然出会い、一気に彼女の漫画の虜となり、既刊本を買い漁りました。
その中に、当時、もう何冊か単行本も出ていた『風と木の詩』もありました。

検査学校を卒業した前後くらいでしょうか?連載が終了したのは。
ラストが衝撃的でした。
走る馬車に飛び込んでいくジルベール。
その背中には天使の羽が薄っすらと広がっていました…。
ですが、正直、その後のコマの記憶がありません。
あまりにも痛かったので、目でコマを追っていても、頭の中では映像を結んでいなかったのです。
今思えばあのラストの場面は雑誌プチフラワーの最終回を一度見ただけだったように思います。

『BANANA FISH』のアッシュ同様、ジルベールは生きていてはいけない存在だと直感していましたが、実際、この目でその最後を見取ってしまうと、とても辛くて哀しくて切なかったです。
ただ、私はアッシュの死は完全に受け入れていて、その死の安らかさを自分の感情としては悲しいけれど、それはそれで彼は幸せだったと確信しています。

が、ジルの場合は自分、納得していません。
今でも、ジルはあんなに早く死ぬ運命ではなかったと思っています。
ジルを殺したのはセルジュだと・・・。
セルジュと駆け落ちなどしなければ・・・。
でも、ジルにはその時、その選択が自分が幸せになれることだと信じていたのも事実・・・。

だから、アッシュの死は悲しくて、ジルベールの死は哀しい。

そしてオーギュスト、彼もまた哀しい人です。
この番組では殆ど取り上げられてはいませんでしたが・・・。
彼は『風木』の物語の中核を成す人物であるにも拘らず、番組でも扱いはほんのわずか。
なぜ、ジルがあんな最後を遂げねばならなかったのか?
誰を求めて走る馬車に飛び込んで行ったのか?
そこのところが完全に抜け落ちていたのが少し残念でした。(^^;  

そして、番組には元、竹宮恵子さんのブレーンで、小説家で、音楽評論家でもある増山のりえさんのインタビューも満載で、竹宮さんとの対談等盛りだくさんな内容に感激しました。
増山さんが竹宮さんと暮らすようになった経緯や、二人の作品に対する情熱、妥協を許さない姿勢等々の貴重なお話しを、実は私は昨年、その、増山のりえさんから直接お聞きしたと言う、至福の時を体験しているのです!!
番組で紹介されたエピソード他、たくさんのお話しをおうかがいする事が出来ました。

いつしか時代の流れの中、彼女たちが暮らし、互いを切磋琢磨した大泉サロンも新興住宅地と化し、彼女たちも時と共にそれぞれの道を歩み始めても、いつも変わらず友はそこにいる。

セルジュはジルを失った後、魂の抜け殻となった。
どうやって心を立ち直らせたのだろう?立ち直る事ができたのだろう?
その後の話は増山のりえさん著、小説・風と木の詩 『神の子羊』全3巻に載っています。
ただ、物語とは別に、セルジュは本当に立ち直れたのか?
ジルを永遠に失ってしまった、あの喪失感と罪悪感から・・・。

そして、その思いは第三夜:木原敏江の世界へと続きます・・・・・。

(里中さん、苦手なのでパスっす!/ (^^; )


富士見二丁目交響楽団シリーズ [アニメ・マンガ・小説]

秋月こおさんの代表作です。
角川ルビー文庫書き下ろしで、10年以上のマラソン中です。
現在、第6部(?)を刊行中です、たしか・・・。

「たしか」と言うのは、実は第3部くらいで購入を止めてしまったからです。
興味がなくなったとか、面白くなくなったとかそういうわけじゃないのです。
しいて言えばイメージイラストが変わったのが原因かもしれませんが・・・。
でも、確かに西炯子さんのイラストがよく合ってたので、彼女が降りた時はえ~っと思い、新しい人(ごめん、名前知らない・・・)の絵が、なんとなくそれまで読んで来た原作のイメージとかけ離れていたので、なんとなく遠のいてしまったのです。
だから決して原作がイヤになった訳ではなく、むしろ好きなのですよ、今でも!

小説はクラシック界を舞台にしている、所謂『BL(ボーイズ・ラブ)』モノです。
でも、BLの要素がなければ、普通に人気を得ていると思うとても面白い作品です。
今、巷で流行の『のだめカンタービレ』の先駆者的作品ですね。

で、何故、今頃手放してしまった小説の事を言っているかと言うと、昨日買ってしまったのです。
↓これを。

フジミ・ソルフェージュ ―富士見二丁目交響楽団シリーズ プレミアム・ブック

フジミ・ソルフェージュ ―富士見二丁目交響楽団シリーズ プレミアム・ブック

  • 作者: 秋月 こお
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/03/31
  • メディア: 文庫


以前角川でmini文庫として出版された『奈津子玉砕』・『ライナーノーツ・圭』・『ライナーノーツ・悠季』の三作を一まとめにしたもの+αのフジミ刊行10周年記念本です。
ヤフオクや楽天フリマでもけっこう人気の一冊ですが、偶々近所の書店にあったので、これまた偶々「なつかしぃ~」と、ふらりと買ってしまいました。

昨日、チラッと読んだんですけど、やっぱりこの人の書かれる文章は面白いです!!
ちょっとした小品なのに、クオリティが高く、物語にグイグイ引きこまれてしまいます。
人物の書き分けや描写がずば抜けて上手い人ですね。
なんだか急にフジミシリーズが読みたくなっている今日この頃です。(*^▽^*)v   
ただねぇ、このジャケットで買う勇気がないです・・・(TT)

完結したら、「大人買い」で一気に買おうかしら♪


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時代小説-読切御免 [アニメ・マンガ・小説]

という、タイトルの小説がある。
今回3&4巻が2冊同時発売となった。
これねぇ、ジャケットがイカス(笑)のよ!
何のケレンミもないヘタなイラスト等もない、真っ向勝負!って感じが潔くっていいです!

時代小説―読切御免〈第3巻〉

時代小説―読切御免〈第3巻〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 文庫


タイトル通り、短編読みきりなのです。
しかも!当代売れっ子の時代小説作家さん目白押し!!
さらに!第3集でついに満を持して登場!!森 蘭丸モノ『蘭丸、 叛く』
これから読むの♪楽しみです!!(*^^*)v   

時代小説―読切御免〈第4巻〉

時代小説―読切御免〈第4巻〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 文庫


時代小説―読切御免〈第1巻〉

時代小説―読切御免〈第1巻〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/02
  • メディア: 文庫


時代小説―読切御免〈第2巻〉

時代小説―読切御免〈第2巻〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/02
  • メディア: 文庫

ね!SIMPLE is BEST!!って感じのジャケットでステキでしょ!?
短編だからとても読みやすいからお勧めです!!


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ロン毛フェチ暴走!(爆) 『新暗行御史』 [アニメ・マンガ・小説]

新暗行御史 12 (12)

新暗行御史 12 (12)

  • 作者: 尹 仁完
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2005/11/18
  • メディア: コミック


衝動買いしてしまいました。(^^;    
本当は、以前から『デス・ノート』が欲しかったの。
でもさ、今、8巻まで出てるんで、「うう、今から8冊は痛いなぁ~。」とかマジで思ってて、ずっと迷ってたんです。

でね、先週の金曜日に『ハリ・ポタ』の前売り券買いに行ったときに、映画館の近くのオイラ御用達(笑)のBOOK1st.コミック専門店コミック1st.へ行ったんですよ。
したらね、ロン毛の美形のにーさん妖怪アンテナが反応してしまいましたの(爆)
↑の左のにーさんです(^^)  
でさぁ、これって最新刊なんだけど、12巻なんだよね。
『デスノ』より既に4巻多い!!だけどね、だけど、やっぱロン毛フェチの正統派脇役好みとしては、手が!手があああぁぁぁぁーーー!!ってね。(^^;    

結局、その場は1巻だけを購入したのさ。(まだ、パラパラとしか見てないんだけど、どうやら、脇役だから(爆)1巻には登場していそうもないですわ・・・。(;;)
その翌日、結局誘惑に負けて(笑)12巻買っちまいました!!アホや・・・
ああ、あと10冊!!多分、この一週間の内に揃ってそうな気がする・・・。(*^▽^*)v   


『揺らぐ世界の調律師』 by 津守時生 [アニメ・マンガ・小説]

揺らぐ世界の調律師(1)

揺らぐ世界の調律師(1)

  • 作者: 津守 時生
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2005/10/29
  • メディア: 文庫


津守さんの11月発売の新作ファンタジー小説です。
相変わらず、軽妙でスピーディで洒脱で面白い文章が上手い方です!

彼女のシリーズもので筋肉ムキムキお笑いSF軍隊小説(笑)も面白いですが、今回のも今後の展開が楽しみです。
主人公は12歳のお子様最高調律師のダリル。
調律師とは平たく言えば、「鋼の錬金術師」の歌手バージョン(笑)みたいなモノです。
歌う事で(実際に歌を歌うのではなく、波動として旋律を奏でると考えてください。)、物質を解体し、再構築します。
その、調律師の最強バージョンが「最高調律師」で、現世にただ一人、水、風、炎の霊獣を霊廟から開放できる力を持つ。
そして、開放された霊獣は『高御蔵』へ最高調律師を連れて行く任を、ネネストー神から受けている。
そんなダリルを主人と仰ぐ水の霊獣、香縁(こうえん)。
彼がねぇ、いい味出してんのよ!!
見てくれも性格も男前なのは言うに及ばないけど、彼の口調がね、江戸弁なんですわ。
ファンタジー小説で江戸弁なんて、なんともいえない不思議な感覚です。
でもね、全然不自然でなくてね、いいんですよ!
毎度、津守さんの書かれるお話はいいです!

そして、1巻の最後の方で出てきた風の霊獣の片割れ(風の霊獣だけは男女一対です。)、闇の鳥の蘭導(らんどう)。
いやぁ~、もうね、直球ストライク!!!!!って感じですわ♪
黒髪ロン毛のスンゲー美人!!(だけど、♂/笑)しかも!チャイナ系のお衣装がス・テ・キ!!
そう、オイラの性癖(爆)の正統派脇役好みが発動しちまいました(*^▽^*)  
今後、彼の出番も増えるそうなので、とても楽しみです!!!
↑のイラストの眼鏡の彼がオイラお気に入りの蘭導にーさん(笑)です。
霊獣は凄絶な死を遂げた人間が神様と契約して、調律師を守る霊獣になったという経歴を持つので、二人とも元は人間です。
香縁は元海賊で蘭導は元暗殺者という前世です。
しかも、二人とも霊獣になったのに、前世の柵におもいっきし縛られているんですね。
その辺も今後の展開で明らかになっていくので楽しみの一つです。

ああ、完全に趣味に走ってるな、津守さんったら!水を得た魚のようですぜ!!
そして、あたしゃそんな津守さんにしっかり釣り上げられた哀れな読者さね(笑)

水の眷属の水馬・凪(なぎ)&時化(しけ)がまた、いい味出してんのよ!!
実際には声を出して喋らないんだけど、彼らの思考が完全におねぇ言葉なんですよー!(爆)

SF爆笑筋肉ダルマ小説『三千世界の鴉を殺し』もそろそろクライマックスなんで、こちらも今後の展開が楽しみです♪
因みに、↓が『三千世界の鴉を殺し』です。
現在11巻まで出てます。

三千世界の鴉を殺し〈1〉

三千世界の鴉を殺し〈1〉

  • 作者: 津守 時生
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 文庫


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遺作・『ビリーの森・ジョディの樹』 [アニメ・マンガ・小説]

今日、出版10年後にして初めて三原順さんの遺作『ビリーの森・ジョディの樹』を読みました。
とても静かな物語でした。
狂気の中の静けさ。悪意の中の静けさ。無垢の中の静けさ。日常の中の静けさ。
そんな静けさの中にその意味さえも知らずに、住んでいるビリー。
ビリーにはジョディが絶対で、でも、ジョディにとってビリーは絶対ではないと知っているビリー。
無垢なるが故の罪と幸福。
とてもすごい作品でした。
絵も、はみだしっ子の頃と随分変わり、鬼気迫るものがありました。
私はとても冷静に、それを最後まで読み終える事が出来ました。

そして、物語が終わり、最後の見開き2ページに「もう一つのラスト」として纏められた、三原順さんのプロット。
文字だけです。たった2ページの細切れの文(プロット)だけです。
でも、情景が、漫画の構成が、キャラクターの動きが、頭の中で映画のフィルムのように回っていました。
遺作よりも、このプロットの方が、より感情移入しやすく、自分の中でキャラクターが順さまの脚本通りに動いていました。

このたった2ページの細切れのプロットを読んでて涙が溢れて止まりませんでした。
このプロット通りに仕上がっていたら、本当にもっとすごい作品になっていたはずなのに!!
どんなにか書き上げたかっただろうに!!と思うと・・・。

いたるところにある白いコマやデッサンのみのキャラクター絵が痛いですが、コレを編集し世に送り出してくださった、川原泉氏、くらもちふさこ氏、市川ジュン氏、川崎ひろこ氏および、順さまのアシスタント嬢さんたちに感謝いたします。
ありがとうございます。


「平成の表現狩り」弁護士・山口貴士氏のblog [アニメ・マンガ・小説]

先日、ネッ友のひでこさんから教えて頂いた、弁護士・山口貴士氏のblogで
先日絶版になった原書房刊の飛鳥部勝則:著『誰のための綾織』の検証サイトの事が書かれていました。

http://yama-ben.cocolog-nifty.com/ooinikataru/

氏は検証サイトを立ち上げられた人に対し、
>このサイトの作者が何をしたいのかよく分かりませんが、自らの行為が表現行為を萎縮させ、表現文化の圧殺の一端を担っているということはよく自覚して頂きたいと思いますし、サイトの作者には、「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉を捧げておきます。
と表現されています。
さらに、
>追記①憲法21条が表現の自由を保障している以上、「原則は自由」です。著作権法その他の法令に違反しない限りは、創作活動に制約を加えるべきではないというのが私の立場です。
これは私も全くの同意見ですが、(自分がオリジナルと言い切ることこそ、傲慢だと思います。)その次の文章に
>出版社や作者もこのような検証サイトに安易に屈するのではなく、はっきりと、言い分を主張して欲しかったと思います。
とあります。
この検証サイトを今回の絶版騒動のきっかけになったと表現しておられますが、なら、その検証サイトの類似表現のみで判断している氏の行為はどうなのだろうと…。

私は、検証サイトだけではわからない、その文章たちがどういうシチュエーションで使われているかを知る為に、本書を読みました。
前後の状況がわからな以上、確かに類似しているというにはあまりにもそのまんまな文章ではありますが、軽はずみな言動は避けるべきだと・・・。

昨日、氏のスレッドに対し、3件のコメントがあり、この問題に関しては【続編】を書く予定なので、それを見た上でコメントを考えて欲しいという氏の書き込みがありました。

そして、今日、公約通り、【続編】がUPされました。
私が【続編】で氏が書かれた文章で一番引っかかったのが
>③ 表現の歴史は「パクリ」、すなわち、模倣や真似に代表される先人の作品の利用の歴史であることを忘れてはならないし、先人や先人の作品から影響を受けない表現者は存在しないということを踏まえた議論がなされるべきです。「俺のアイデア!」、「大好きな**先生の作品!」に代表される表現者あるいはファンの既得権意識ないし独占意識は自由な表現活動を阻害すると考えます。   したがって、著作権に抵触しない形で先人の著作をうまく利用するのは、表現者の「技」であり、原則的に、倫理的、道徳的にも問題はないというべきであり、著作権を侵害しない作品について「パクリ」、「盗作」呼ばわりする姿勢には疑問を感じます。
という件です。

今回のことは、まさに!表現者の「技」に帰結することだったのに!!
自分の好きな作家の模倣や引用はパクリではありません。
それをいかに消化して、自分の文章にするかがプロの作家としての技術であり、腕の見せ所であると思います。
今回の飛鳥部氏の作品には、その努力を怠ったか、あるいはあまりにも表現力が未熟というか、引用した文章を消化しきれず、(消化するにはあまりに膨大な量だったので、消化不良を起こしたのでしょうね、きっと・・・。)盗用といわれても仕方が無い状態になってしまったのだと思います。

そして、飛鳥部氏は一旦削除された自サイトですが、11月11日付けで謝罪コメントをUPされました。(ann-eさん、リンクありがとうございます。改めて、こちらに再リンク貼らせて頂きます。)

http://www.max.hi-ho.ne.jp/s3k1/a/

今回は素直に非を認め、関係各位に陳謝しておられます。
飛鳥部氏が盗用と認めた以上、検証サイトは『表現狩り』には当たらないと思いますが・・・。

蛇足:山口氏はこの件に関し、【続々編】を書く事を表明しておられます。


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誰のための絶版 [アニメ・マンガ・小説]

タイトルからおわかりになると思いますが、先日来、ここでも話題にしました
今年5月に原書房より刊行された
飛鳥部勝則:著『誰のための綾織』がついに
絶版処分になりました。
本人曰く記念すべき10冊目が絶版です。(苦笑)
原書房のオフィシャルサイトで10/31~11/2のたった3日間しか出されなかった『告知文』でしたが、昨日、11/7新たにTOPページにリンクが貼られていました。
http://harashobo.co.jp/tokusetsu/repo.htm

私は、『告知文』のあまりの誠意のなさに憤りを感じたので、11/2のお昼過ぎに原書房へ実名、住所明記でメールを送りました。
そして、その日、家に帰ってサイトにアクセスしたら既にリンクが削除されていました。
たった3日ですよ!?
そんな短期間で謝罪したと思っているのか!?と思い、翌日の夜、再度原書房へメールを送りました。
別に脅すつもりはないのですが、あまりにも原書房の対応が不誠実で、作家の飛鳥部氏に至っては「素材カードの一部が紛れ込んだ」とかいうふざけた言い訳を堂々と書いてたので、このまま何の音沙汰もないようなら、自分の購読新聞社に投書することも考えている旨を伝えました。

その後、毎日原書房サイトへはウチへ帰るたびにアクセスしていましたが、昨日は時間も遅かったのでしなかったのです。
今日、昼ごろ、携帯からmixyへアクセスしたら、三原コミュに新規書き込みがあったので、昨日、原書房が再度「ご報告」という形で謝罪コメントへのリンクを貼っている事を知りました。

原書房側は盗用を認めているにも拘らず、飛鳥部氏が以前の言い訳コメントで使用した「素材カードに該当部分が紛れ込んでしまった」という、くだらない言い訳文章を使って謝罪文章を展開している事に、新たに憤りを感じています。

今回、前回処分の出庫停止に加え、絶版、市中在庫の回収という処分は、出版社及び、作家が盗用と認めたため妥当だと思いますが、本当にスッキリしないですね!!
講談社はその点、とても潔かったと思います。

そうそう、今回のコメントに
飛鳥部勝則の謝罪コメントはありませんから!!


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